田七人参館

栽培地・中国雲南省レポート「田七人参畑」パワフルな人々の手で、手間ひまかけて。


《1》 活気と自然がみなぎる中国
《2》 山一帯に広がる田七人参畑
《3》 こだわりの栽培方法
《4》 必見 成長の過程

1 活気と自然がみなぎる中国

地図 田七人参を栽培してる畑は、中国雲南省にあります。私たちスタッフ3名は、畑の生育状況を視察のためこの畑を訪れました。

関西空港から上海へ3時間、さらに国内線に乗り換えて4時間。都合7時間かけて、ようやく辿り着いた街が、中国雲南省の昆明。空港から車で昆明の市街地に入ったのは、もう深夜12時を回っていました。

それでも中国の街は活気付いていて、一行は人々のバイタリティーに圧倒されながら、遅い晩ごはんをいただきました。

中国の屋台ではありとあらゆる食材が雑然と並べられています。

自分の好きな食材を選び、調理法も油で炒めるのか揚げるのか、辛さをどうするかなど、お好み通りに指示していただくのです。

人口の多い中国。人がたくさんいれば好みもまちまち。食を楽しむために、しっかり「個」を主張する。食事の度に繰り返されるこの「選択」の積み重ねが、それぞれの本物を見極める「目」「鼻」「舌」を育てていくのかもしれませんね。

なんだか、たくましいです中国は。

この屋台で面白いものを発見しました。

さすがに雲南省は田七人参唯一の栽培地として有名なだけあって、屋台には「三七人参酒」が売られていました。中国では田七人参のことを「三七」と呼んでいます。

まわりでは、皆おいしそうに飲んでいます。私たちもいただきましたが、これは強力。元気がでる田七人参らし〜い味がしました。

翌朝7時。目的地である田七人参を栽培している場所「文山」へ車で向かいます。

文山はその名の通り、山。実は田七人参は標高1,000メートル以上の標高地で栽培されているのです。

栽培地は山岳地のため空港がありません。昆明からは車で移動するのですが、所要時間7時間。ただただ山を目指します。

畑に向かう途中にブドウの産地を通りました。

車を降りると何人もの人たちがカゴいっぱいのブドウを売りに車に押しかけてきます………。す、すごい迫力。私も、おもわずたくさん買ってしまいました。

パワフルです。中国は。

山の中を何時間も走り続けていると、やっぱりお楽しみは食事時間。街道の途中にあるお店に入りましたが、ここでも色んな食材が並べられており好きなものを好きな調理法でいただきます。

日本では見かけない野菜もたくさんあって発見の連続。自然が豊富なんだな、と感心させられました。

さて、活力をつけたところでいざ田七人参畑のある文山に再出発です!

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