■田七人参の由来
田七人参は、中国雲南省の山間部でしか採取できない、ウコギ科の植物です。早くから漢方薬の主成分として毎日の健康に愛用されてきました。主な成分は、サポニン・フラボノイド・有機ゲルマニウム・鉄分などです。
田七人参は三年間の栽培期間を必要とし、また様々な栄養分を含むことで、古来より本草網目には「金不換(きんふかん)」と呼ばれ、金にも換えられない程貴重な薬用植物として珍重されてきました。
■加工
弊社では水洗加工によって田七人参本来の色を引き出しております。またそれと同時に、重金属の汚染(特にヒ素、鉛、カドミウム)を軽減することにも成功しております。
■中国医学
ひと昔前までは、一部の中国通にしか知られていなかった田七人参ですが、中国では田七人参は医薬品です。
中国4000年の伝統医学の裏付けと、さらに近代医学の科学的データの分析も進み、医療の常識を覆す勢いがあります。
日本では健康食品として販売できます。
■田七人参とサポニン
中国科学院昆明植物研究所の調べによりますと、田七人参に含有するサポニンの量は約12%で、高麗人参の4%をはるかにしのいでいます。また、田七人参に含まれるサポニンは他の人参にない田七サポニンA、田七サポニンB、など田七人参にしかない特殊なサポニンが数種類も発見されています。
「田七人参の力」には
田七サポニンRb1・・・3.6g、Rg1・・・4.5g(100g中)
と非常に多く含まれており、二つのサポニンのバランスが良いのも特徴です。
■雲南省の田七人参
田七人参は紡錘方で、持つとドッシリ重く、日本人の持つ人参観とはまるで違ったものです。
田七人参は中国の雲南省でほとんどが栽培されています。この山地は標高1000メートル前後の傾斜地で、年間を通して豊富な雨量、温暖な気候、そしてこの地の土壌が田七人参の栽培には欠かせないのです。田七人参は、種を植えて2年間栽培し、さらに移植して1年間育てるので収穫には3年間の歳月が必要です。
■田七人参の食べ方と量
田七人参は非常に堅く、味は苦いため、飲みやすいように粒状に加工しています。1日に2袋〜3袋を目安にお飲みください。また、田七人参は漢方の「上薬」にランクされていますので安心してお飲みいただけます。田七人参は健康増進に役立つ事でしょう。
■田七人参別名
開花三七・・・原産地雲南省文山州の古称は開花府である為
人参三七・・・人参と同じ五加科人参属の植物である為
金不換・・・・古くは、非常に高価なものであった為、金ですら交換することが出来なかった為
■田七人参の分布
田七人参は非常に歴史のある植物です。
環境条件に対する特殊な要求によって、現在ではわずかに中国西南山区にあるのみで、中国特有の種です。
主要分布は中国雲南省「文山州」の一部にあります。
■大きさを表す特有の単位"頭"
田七人参は大きさの基準として"頭"として別けられます。
"頭"とは一斤500gの中に何個田七人参が入るかで大きさが決められます。
例えば一斤の中に田七人参が60個入ると60頭となります。
もちろん田七人参が入る数が少ないほど頭級は大きくなります。
■田七人参
田七人参の根は、主根、側根、ひげ根で構成される。
通常私たちが知っている田七人参とは主根を指します。
主根は最も価値がある部分です。
■田七人参の生産
田七人参の生産は自然バランスと、現代的管理を完璧に組み合わせ、田七人参の生長に対して、最も適した生態環境を厳格に選びます。
種まき → 育苗 → 栽培 →
加工 → 検査 → 包装 → 販売
の全ての工程において操作手順の規範と厳格な品質コントロールシステムを確立いたしました。